行動と静止

動いているものは認識しやすい。形が現れては消えていくものとして認識しやすい。

しかし、動きの中に動かず静止しているものは認識されにくい。

たとえば台風の目。その目の部分には動きはない。台風の目の外側は暴風がすごい。

 

つまり、私たちはみんな現象に囚われすぎるんだ。現象は外側なんだ。

現象の中心は何も現れていなく静かだということを簡単に忘れてしまう。

忘れてしまうから、動いていく人生に悩みながら生きている。