虚鐸とは、尺八より長い、竹の縦笛のことです。肚から笛に息をながすらしく、吹くのにコツがいるらしい。自分は吹けないので、ただながめてるだけです。だれか、この笛吹いてくれる方、いませんか? ずっと待っていますが、もう、そろそろ出会いましょう。
虚鐸になる竹はどんな竹でもいいわけではなくて、笛になる竹を探すのも、虚鐸つくりのはじまりってことですね。長いからこそ、低い音もよく出て、瞑想へといざなうのに、とてもいい笛だと思います。この下に写っている虚鐸をつくったのは、樋口虚舟の手によります。
2016年5月31日
先日、あ~とぴょん店舗から、本管「拈華」が旅立ちました。旅立って気づいたのですが、この虚鐸は存在感があったのですね。去ったあと、ぽっかり穴があいたような感じがしました。今までありがとうございます。今度は、関西でご活躍くださいね。お元気で!